ノーベル受賞者らが会見　天野教授「誇りに思う」

　10日にストックホルムで開かれるノーベル賞の授賞式を控え、天野浩教授と中村修二教授が7日午後、王立科学アカデミーで世界のメディアを前に会見に臨みました。

　カリフォルニア大学サンタバーバラ校・中村修二教授：「一般の人々も、地球温暖化問題の解決などに（LEDの開発が）役立つことを理解している。それが重要だ」
　名古屋大学大学院・天野浩教授：「（研究が）受賞につながり、とても誇りに思っている」
　天野教授と中村教授は、多くの海外メディアが集まるなか、流暢（りゅうちょう）な英語で質問に答えました。
　会見に先立って天野教授は6日、多忙なスケジュールの合間をぬって、10年ぶりに夫婦水入らずの買い物を楽しみました。
　香寿美さん：「ブルーは娘に金は私に、おそろいです。可愛いですよね、この猫」
　天野浩教授：「（Q.ご主人には？）ないです、ないです」
　香寿美さん：「猫いるの？」
　天野浩教授：「いらない、いらない」
　天野教授らはこの後、翌日の講演会に向けたリハーサルなどを行う予定です。