救出呼びかけも…後藤さん友人「憤りしかない」

　「I　AM　KENJI」のメッセージで後藤健二さんの解放を世界中に訴えてきた友人の西前拓さん（52）がANNの電話取材に応じ、怒りをにじませました。

　西前拓さん：「感じたことのない憤りを感じているので、（イスラム国に対して）言いたいことはいっぱいありますが、憤りしかないです」
　後藤さんの友人で、ニューヨークに住む映像プロデューサーの西前さんは、後藤さんを救い出そうと「I　AM　KENJI」のメッセージをフェイスブックなどに投稿するよう世界中に呼び掛け、ニューヨークでイベントも開きました。
　西前拓さん：「この1週間くらい、毎日毎日、何百枚も写真が寄せられ、何万人の方が賛同して下さって。そのうしろには、何十万、何百万人の方がいて、何とか帰って来いと、何とか助けてほしいという思いが世界的にも広がっていただけにね、本当に残念でならないです」
　西前さんは、後藤さんが仕事で訴えてきた「殺し合うことの無意味さ」を伝えるために何か行動を起こしたいと話しています。