ギリシャが事実上の“破たん” 日本への影響は?[2015/07/01 16:04]

 先進国で初めて債務の「延滞国」となり、事実上、破綻したギリシャ。日本には今後、どのような影響が考えられるのでしょうか。

 まず、経済面では、ギリシャから輸入する物に影響が出る恐れがあります。輸入品の主なものとしては、マグロやオリーブオイル、桃の缶詰などといった農林水産物や石油製品など、1年間に約180億円の規模となっています。また、ギリシャといえば観光が主な産業の一つ。2004年のアテネオリンピック直後をピークに、日本から訪れる人は減少傾向にありますが、それでもここ数年は1万人前後で推移しています。これから先、ギリシャを旅行する場合、注意することとして、専門家は「現地では現金が枯渇していて、ATMから引き出せない状況なので、現金を多めに準備して行くこと」。さらに、「クレジットカードは利用できない所も出てきている。ユーロの代替通貨として、念のためアメリカドルを持っておくのも便利」と話しています。
 次に治安面です。ギリシャは比較的、治安が良い国として知られますが、緊縮財政で国民のうっぷんがたまり、デモやストライキなどが発生しています。ギリシャへ旅行する際は、外務省のホームページで「安全の手引き」などを確認してから行くことをお勧めします。