中国による東シナ海のガス田開発を巡り、日本政府が新たな写真などを公開して開発中止を求めたことを受け、中国政府は「開発は正当で合法なものだ」と改めて反論しました。
24日、中国外務省は、東シナ海で進めているガス田開発について「正当で合法なものだ」とするコメントを発表しました。このなかで、開発海域については「主権と管轄権の範囲内で、2004年から日本側が急に騒ぎ始めた」としています。また、中断している共同開発交渉にも触れ、「協議再開に向けて良好な条件と雰囲気を整えてもらいたい」と日本側に注文を付けました。
一方、フィリピンのマニラでは、中国による南シナ海の埋め立てに反発する市民らが大規模なデモを行いました。約300人が参加し、「中国は出ていけ」などと叫びながら練り歩きました。
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