アメリカの国務長官として70年ぶりにキューバを訪問したケリー国務長官がロドリゲス外相と会談し、関係の正常化に向けて協議を進めていくことで合意しました。
 ケリー国務長官:「次の段階に移すためにどのような措置を取ることができるのか、近いうちに行程表を描きたい」
 キューバの首都ハバナを訪問したケリー長官は、大使館再開の式典に出席した後、ロドリゲス外相と会談しました。両国の関係正常化に向けて懸案となっているキューバの人権問題や経済制裁の全面解除などの問題について協議する委員会を設置することを明らかにしました。来月上旬にも初めての会合を開く予定です。アメリカ側は、大使館の再開を契機にキューバの人権問題の改善に関わっていくことを示す方針ですが、キューバ側は、あくまでも主権を尊重するべきだとの姿勢を崩していません。                      
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