ロシアを訪問している岸田外務大臣は、会見でラブロフ外相が「北方領土問題を協議していない」と発言した点について「領土問題を議論した」と反論しました。
岸田外務大臣:「(ラブロフ外相の発言は)言い方の問題、言葉の使い方の問題ではないか。4時間半余りのうち、半分は領土問題について議論した」
21日に行われた外相会談後の会見で、ラブロフ外相は「北方領土問題を協議していない」と岸田大臣の主張を否定する発言をしていました。これに対して、岸田大臣は「議題となった平和条約交渉は領土問題にほかならない」と反論しました。一方、プーチン大統領の年内の日本訪問については「何も決まっていない」と準備が進んでいない状況を認めました。
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