パリの同時多発テロ以降、日本からの観光客が減少するなどの影響が出ていることについて、駐日フランス大使は、治安対策は取られているとして観光の安全性を強調しました。
ダナ駐日フランス大使:「フランスへの旅行を取りやめる流れが一時的であることを望みます。警備は強化されているので、引き続きフランスへ観光に訪れてもらいたい」
ダナ大使は18日、日本記者クラブでの会見で「テロ発生以降、ヨーロッパはリスクの高い場所だと見られてしまうのは当然だ」という認識を示しました。一方で、観光客が期待するような「フランスの文化やライフスタイルは変わりない」として減少する観光客の回復に期待を示しました。また、テロへの対応で日本政府と連携を期待する分野としてサイバー犯罪やマネーロンダリングへの対策を挙げ、今後、協力を強化する可能性があるとの見方を示しました。
広告