韓国総選挙　過半数割れの見通しで与党惨敗確実か

　13日に行われた韓国の総選挙は、朴槿恵（パク・クネ）大統領の与党・セヌリ党が過半数を大きく割り込み、惨敗が確実な情勢です。

　韓国の国会は一院制で、4年に一度の総選挙で小選挙区と比例代表の合わせて300議席が改選されます。開票は現在も続いていて、14日午前5時30分現在で与党・セヌリ党が75議席、最大野党のともに民主党が59議席、さらに国民の党が16議席などとなっています。与党・セヌリ党が過半数を確保するかどうかが朴大統領の求心力に影響を与えるとして注目されていましたが、過半数を大きく割り込むことは確実な情勢です。連合ニュースは「セヌリ党が惨敗、朴政権の国政運営に打撃」などと報じています。