アメリカのアップル社が発表した1月から3月までの決算は、主力の「iPhone(アイフォーン)」の販売台数が初めて前年割れし、13年ぶりの減収となりました。
今年1月から3月までの売上高は去年の同じ時期に比べ、13%少ない約5兆6300億円となりました。売上高が減るのは13年ぶりです。また、最終利益は約1兆1700億円と去年より22%減りました。中国の景気が悪化した影響のほか、iPhoneの販売台数が2007年の発売以来、初めて前年割れし、収益の足を引っ張りました。iPhoneが牽引(けんいん)してきたアップルの成長神話が節目を迎えたとの見方も出ています。
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