朝鮮労働党大会について、韓国メディアはどう報じているのでしょうか。
(大野公二記者報告)
韓国メディアですが、朝から6日の党大会について報道していますが、韓国メディアは北朝鮮に入っての取材が認められていないので、例えばアメリカのCNNやイギリスのBBCの平壌にいる記者が「こういうふうに伝えています」というような転電の形でのニュースが目立っています。
(Q.党大会について韓国政府はどこに注目?)
6日、韓国は休日なので基本的に公務員は休みですが、北朝鮮に関連する役所の担当者は出勤しています。対北朝鮮外交を担当する韓国政府の幹部からどこに注目しているかを聞きましたが、今回の党大会というのは、金正恩体制の正当性をアピールする場なので、金第1書記のおかげで北朝鮮が「核を持つ強い国」になったんだというイメージを6日からの党大会を使ってどのように作り上げていくのかに注目していると話していました。「世代交代など幹部の人事も発表されるかもしれないが、それはあまり気にしていない」と話しました。誰に代わろうが、決定するのは金第1書記なので、この新しい人事によって韓国の対北朝鮮外交が変わることはないと話していました。
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