広島演説に秘話…オバマ大統領“自ら何度も手直し”[2016/06/02 18:48]

 広島での演説の原稿を大統領は自ら何度も手直していました。

 オバマ大統領のスピーチライターを務めるローズ副補佐官は、広島での演説の原稿をブログで公開しました。
 オバマ大統領:「閃光(せんこう)と炎の壁によって町が破壊され、人類が自らを滅ぼす手段を手に入れたことがはっきり示された」
 この広島への原爆投下を描写した演説の冒頭部分は、オバマ大統領が手書きで直していました。原稿には「人類は自らを滅ぼす能力を手に入れた」とする一文を「手段を手に入れた」と書き換えた跡が残っています。ローズ副補佐官は、オバマ大統領が日本とその前のベトナム滞在時に何度も原稿を書き直し、「歴史から学ぶことの重要性」というメッセージを込めたとしています。

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