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2016年6月3日 08:00

「何も知らなかった」 脱税疑惑のメッシ選手出廷

2016年6月3日 08:00

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 脱税の疑いが持たれているサッカー、アルゼンチン代表のメッシ選手(28)がスペインの裁判所に出廷し、無罪を主張しました。

 メッシ選手と父親のホルヘ氏は2007年から2009年にかけて、肖像権の収入に対する所得税5億円以上を脱税した疑いでスペインの税務当局に告発されていました。バルセロナの裁判所にスーツ姿で出廷したメッシ選手は、20分にわたって証言して「自分はただサッカーをしていただけ」として脱税への関与を否定しました。検察側は最長で1年10カ月の禁錮刑を求めていますが、スペインの法律では初犯の場合、執行猶予付きの判決になることが多く、メッシ選手が収監される可能性は低い見通しです。裁判は3日に終了し、来週にも判決が言い渡される予定です。

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