3日に亡くなったプロボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリさん(74)の死因は、敗血症によるショック死だったことが分かりました。
パーキンソン病を患い、32年にわたって闘病生活を続けてきたアリさんは、アメリカ・アリゾナ州の病院で亡くなりました。アリさんの家族の代理人は、直接の死因は敗血症によるショック死だったと明らかにし、アリさんは家族に見守られながら息を引き取ったと明らかにしました。遺体は生まれ故郷のケンタッキー州ルイビルに移送され、10日に告別式が行われます。オバマ大統領夫妻は、「最も偉大なファイターが安らかに眠ることを祈っている」という声明を出しました。また、アリさんが人種差別の撤廃に力を注いだことなどについて、「世界を揺るがし、より良い場所にした」と功績をたたえました。
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