中国の蘇寧グループ インテルを330億円で買収へ[2016/06/06 20:42]

 大手家電量販店などを傘下に持つ中国の巨大企業グループが、イタリアのサッカー1部リーグ、インテルを約330億円で買収すると発表しました。

 買収を発表したのは、中国の南京を拠点にし、大手家電量販店「蘇寧電器」などを傘下に持つ蘇寧グループです。蘇寧グループは、イタリアのサッカー1部リーグで名門クラブとして知られるインテルの株式の約7割を日本円で約330億円で取得し、買収することを発表しました。インテルには日本代表の長友佑都選手が所属しています。蘇寧グループは中国国内でもサッカーチームを保有し、これまでにブラジルの代表選手らを高額な移籍金で獲得したことや、2009年に日本の家電量販店「ラオックス」を買収したことなどでも話題になりました。

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