インド西部で絶滅危惧種のライオンが住民を襲う事件が相次ぎ、少年を含む3人が犠牲となっています。
インド西部にあるギル野生生物保護区では、絶滅危惧種であるインドライオン500頭余りが生息しています。ロイター通信によりますと、先月、周辺の村に住む少年がライオンに襲われて亡くなりました。それ以前にも、50代の女性と60代の男性がライオンに襲われて死亡する事件が起きていました。事件後、地元当局が保護区のライオン17頭を捕獲して調べたところ、1頭に人を食べた形跡があったということです。近年、インドでは土地開発の影響もあって、住民が野生動物による被害を受ける事件が相次いでいます。
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