国際陸上連盟がロシア陸上代表チームのリオデジャネイロ・オリンピック出場を認めないとした決定について、IOC(国際オリンピック委員会)が決定を支持すると表明しました。
17日、国際陸連がドーピング問題でロシアに科していた国際試合への出場資格の停止処分を解除しないと決定しました。これに対し、プーチン大統領が「責任は個人が負うべきで不公平だ」と述べるなど、ロシアでは反発が広がっています。IOCは、オリンピックを含む国際試合への出場資格はそれぞれの競技連盟が決めることで、「国際陸連の判断を尊重する」という声明を発表しました。来週の会議で、ドーピングに関与していない選手の救済措置について協議する見通しです。
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