トルコで軍の一部が企てたクーデターにより、90人以上の死者が出るなど、現在も緊迫した状態が続いています。イスタンブールの空港にはクーデターの時に居合わせた菊岡大輔ディレクターがいます。
(菊岡大輔ディレクター報告)
空港内のラウンジの中は深夜に発砲音や炸裂音が聞こえて、一時、騒然としました。時間が経って徐々に落ち着きを取り戻しています。フロアでは地元のクーデターに関するニュースを注意深く見ている人や本当に疲れ果てて床で寝ている人も多数、見受けられます。そして、ラウンジの入り口のカウンターでは、係員に代替便について詰め寄っているような姿も見受けられます。
(Q.空港の中からは出られない状況なのか?)
私たちの便も欠航が決まっていて、いまだどういった形で日本に帰れるのかが分からない状態です。
(Q.クーデターが起きた時の状況は?)
クーデターが起きた時はラウンジ内はそれほど騒然とした様子にはなっていませんでしたが、午前1時くらいに発砲音がラウンジの入り口付近から聞こえて、その音とともに人々が押し寄せてきた状況で、頭などを下げて避難していました。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2016
広告
