元慰安婦支援事業 日韓外務省局長が詰めの協議[2016/08/10 00:55]

 日本と韓国の外務省局長はソウルで、元慰安婦を支援するために設立された財団の事業内容について詰めの協議を行いました。

 外務省アジア大洋州局・金杉憲治局長:「思ったより突っ込んだやり取りができた。その結果、一定の進展があったと思う」
 日本の金杉局長は8時間近くに及んだ協議の後、取材に応じました。韓国側から元慰安婦を支援する「和解・癒やし財団」の設立について報告があったほか、財団の事業内容について詳しく話し合ったということです。協議の内容については今後、政府へ報告するため明かしませんでしたが、韓国側も「相当な進展があった」としています。日本政府は財団の事業内容を確認し、10億円を拠出する時期を最終的に判断します。

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