国際

2016年8月15日 11:55

朴大統領、慰安婦問題には触れず「未来志向を」

2016年8月15日 11:55

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 韓国では、日本の植民地支配からの解放を記念する15日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が演説し、日韓関係については慰安婦問題に触れず、未来志向的にすべきだとの考えを述べました。

 韓国、朴槿恵大統領:「日韓関係の歴史を直視するなかで、未来志向的な関係を新たに築いていかなければならない」
 韓国の朴大統領は、日韓関係についてこのように述べるにとどまり、慰安婦問題など個別問題には触れませんでした。元慰安婦を支援する財団の事業内容で合意するなど、日韓関係が改善しつつあることが背景にあるとみられます。また、北朝鮮については「核兵器開発は決して容認できない」と改めて非難しました。そして、ミサイル迎撃システム「THAAD」の配備は「北朝鮮の無謀な挑発から国民を守るために選択した自衛権的措置だ」と述べました。

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