去年5月に「スパイ行為」の疑いで中国東北部で拘束された日本人の男性が起訴されたことが分かりました。スパイ行為の疑いでの日本人の起訴は3人目とみられます。
関係者によりますと、起訴されたのは神奈川県に住む50代の元脱北者の男性です。去年5月に中国と北朝鮮との国境の町・遼寧省丹東市で当局に拘束され、その後、逮捕されていました。中国では去年、4人の日本人が「スパイ行為」に関わったとして相次いで拘束されましたが、そのうち3人が起訴されたことになります。また、この4人とは別に先月中旬、北京市内で「国家の安全を脅かした」として身柄を拘束された日中交流団体役員の男性と日本大使館員との面会が実現したことも分かりました。
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