クリントン氏「戦略的な見識」 日ロ交渉に理解示す[2016/10/06 11:49]

 アメリカ大統領選の民主党候補・クリントン氏の外交ブレーンが先月のクリントン氏と安倍総理大臣の会談内容を明かしました。日本とロシアとの交渉に理解を示したということです。

 キャンベル前国務次官補:「(安倍総理は)より良い日ロ関係は利益になると説明した。クリントン氏は『戦略的な見識を受け入れる』と答えた」
 キャンベル氏はクリントン氏と安倍総理の会談にも同席し、クリントン政権になれば外交安全保障の重要ポストに就くとみられています。オバマ政権にはクリミアの問題などで制裁の対象になっているロシアと日本が北方領土などの交渉を進めることに懸念がくすぶっていますが、クリントン氏は理解を示したということです。
 キャンベル前国務次官補:「クリントン氏が大統領になれば、米国は北朝鮮に対し、非常に厳しい措置を取るだろう」
 また、キャンベル氏は「北朝鮮のミサイル問題は現実の脅威で、クリントン政権になれば日米の最優先課題になる」と指摘しました。

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