韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友による国政介入事件に関連して、検察は「韓国文化界の王子」と呼ばれる男を強要などの罪で起訴して、再び朴大統領の関与を指摘しました。
起訴状によりますと、映像音楽プロデューサーのチャ・ウンテク被告は、大統領の親友・崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀して、広告会社を乗っ取ろうとして不当な圧力を加えたとされています。その際、朴大統領が前首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)被告に「広告会社が大企業に売却されないように」という指示を出し、安被告が売却手続きに介入したということです。検察は崔被告らを起訴した際に続き、朴大統領の関与を指摘しました。
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