国連総会は、核兵器を禁止する条約の制定に向け、交渉を来年から開始することを求める決議を本会議で採択しました。
国連総会の本会議で23日、核兵器を法的に禁止する核兵器禁止条約について、交渉の開始時期を明記した決議が採択されました。アメリカやロシアなど核保有国のほか、安全保障政策でアメリカの「核の傘」に依存する日本などが反対しました。決議は、来年3月と6月から7月にかけてニューヨークで会議を開催し、核兵器の禁止に向けた交渉に入ることを求めています。しかし、核保有国の反発は必至で、条約制定に向けた交渉の見通しは不透明です。
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