日本人初 エリザベス女王工学賞に寺西信一氏[2017/02/03 08:02]

 世界に恩恵をもたらした技術者を表彰するイギリスのエリザベス女王工学賞に、日本人で初めて寺西信一さん(63)が選ばれました。

 静岡大学と兵庫県立大学で特任教授を務める寺西さんは、デジタルカメラに使うイメージセンサーの開発に携わってきました。寺西さんはカメラの画質の向上や小型化を実現し、スマートフォンや医療分野への活用にも貢献したとして、アメリカの研究者ら3人とともに受賞が決まりました。
 寺西信一さん:「いかに問題点を解決して実用にたえる物を作るかというのが(開発)当時のテーマでした。うれしくて大変、誇りに思っています」
 授賞式は今年中にエリザベス女王出席のもと開催され、寺西さんら4人には合わせて約1億4000万円が贈られます。

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