東芝が売却を進めている半導体事業について、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が最大3兆円で買収する用意をしているとアメリカのメディアが報じました。
ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、鴻海はすでに、東芝に対して最大3兆円の買収額を提示したということです。東芝は2017年3月期の決算で債務超過に陥るため、半導体事業を2兆円規模で売却することを目指しています。一方で、技術や人材が海外に流出することを防ぐために、政府主導の民間企業による日本連合や政府系ファンドの出資も検討されています。
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