アメリカのトランプ大統領は、アメリカメディアのインタビューで「ドルは強くなりすぎている」と述べ、ドル高に強い不快感を示しました。
トランプ大統領はウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、「ドルは強くなりすぎていると思うが、私にも一因がある。人々が私を信頼しているからだが、それは痛手になっている」と述べました。そのうえで、FRB(連邦準備制度理事会)が低金利を維持するのが望ましいとの考えを示し、大統領選挙中は交代させるとしていたイエレン議長を再任させる可能性を示しました。また、大統領選挙中に為替操作国に認定すると繰り返していた中国について、北朝鮮対応での協力を得ることなどを理由に、今週、公表する為替報告書で為替操作国と認定しない考えを示しました。大統領選挙中の主張を次々と転換させています。
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