「日中が共に歩み寄り関係発展を」習近平国家主席[2017/05/16 17:19]

 中国の習近平国家主席は、北京を訪問している自民党の二階幹事長と会談し、「日中がともに歩み寄り、関係を発展させたい」と強調しました。安倍総理大臣の歴史認識が改善することなどを念頭に一定の条件が整えば、関係改善に前向きな姿勢を示した形です。

 中国・習近平国家主席:「両国が歩み寄って妨害を排除し、中日関係を正確な方向に発展させていくことを望みます」
 会談は16日、北京市内の釣魚台迎賓館で約15分間行われました。習主席は今年、日中国交正常化45周年を迎えるなど、日中関係の節目について触れ、「日中関係は新たなチャンスに直面するとともに、際立つ挑戦にも対応しなければならない」と述べました。一方で、「歴史を鏡にするべき」と釘も刺しています。
 自民党・二階幹事長:「中国と日本が協力すれば何でもできるのではないかと自信を持てた」
 また、二階幹事長は安倍総理の親書を習主席に手渡しました。親書では「日中間の節目の時期に関係を安定させ、首脳の相互訪問を適切なタイミングで実現させたい」としたほか、北朝鮮問題への協力などを呼び掛けているということです。ただ、会談で習主席は、北朝鮮問題については直接、言及しませんでした。