空調「ダイキン」巨大工場　米テキサスで8000人雇用

　トランプ政権が企業にアメリカへの投資や雇用を求めるなか、空調機器世界最大手のダイキン工業がテキサス州に約8000人を雇用する巨大な工場を完成させました。

　工場の敷地面積は東京ドーム43個分で、アメリカ国内の生産拠点としてはボーイング社のシアトルの工場に次いで2番目の広さです。従業員は8000人に上り、投資額500億円はダイキンの工場への投資としては過去最高となりました。雇用や投資を増やすよう求めるトランプ大統領の考えに沿う形です。
　ダイキン工業・井上礼之会長：「（トランプ大統領は）自国の雇用を促進したいと。自国の発展があってこそ、他の国々との協調もできるという（トランプ大統領の）考え方は肯定すべきだと思う」
　テキサス州は企業の税負担が軽く、不動産や人件費のコストも安いため、日本企業も相次いで進出しています。