中東など6カ国が一斉にカタールと国交を“断絶”

　サウジアラビアなど中東などの6カ国がカタールと国交を断絶すると発表しました。テログループへ支援を理由にしています。

　サウジアラビア、エジプト、UAE（アラブ首長国連邦）、バーレーン、イエメン、リビアの6カ国は5日、カタールと断交すると発表しました。カタールに駐在する外交官の帰国や空と海の交通の遮断などの措置を取るとしています。6カ国側は「イランとつながりがあるテロリストをカタールも支援している」と批判しています。最近、カタールはイランに対し、海底ガス田の開発で連携するなど融和的な姿勢を見せていました。イランと激しく対立するサウジアラビアが今回の国交断絶を主導したものとみられます。