白人至上主義など人種差別への反発が広がるアメリカで、今度は「先住民を虐殺した」として新大陸の発見者、コロンブスの像が破壊される被害が相次いでます。
コロンブスは「新大陸の発見者」として英雄視される一方、「先住民を虐殺した」という歴史的評価もあることから、「人種差別的だ」として、白人史上主義を巡る衝突が起きて以降、像が壊されたり落書きされたりする被害が相次いでいます。ニューヨークの市当局も観光名所にあるコロンブス像の撤去を検討すると発表しました。一方で、コロンブスの母国であるイタリアからの移民が撤去に反対する意見広告を出すなど、新たな分断を招く恐れも出てきています。
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