朝鮮半島情勢の緊張が続くなか、隣接するロシアの極東地域でロシア軍と中国軍の合同演習が始まりました。
演習は18日から、ロシアのウラジオストクで始まりました。地元メディアによりますと、ロシア、中国両軍の駆逐艦や潜水艦など合わせて13隻が日本海やオホーツク海に展開する予定です。哨戒機や軍用ヘリも参加し、26日までの期間中にテロリストの掃討作戦や座礁した潜水艦の乗組員を救出する訓練を共同で行うということです。朝鮮半島情勢の緊張が続くなか、ロシアと中国は周辺海域で自らの軍事力をアピールすることでアメリカを牽制(けんせい)し、地域の主導権を握りたい考えです。
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