国際

2017年11月5日 17:35

早速“北”を牽制 トランプ大統領、訪日の狙いは?

2017年11月5日 17:35

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 トランプ大統領の今回の訪問の一番の狙いは何なのでしょうか。

 (山下達也記者報告)
 トランプ大統領の宿泊先はイバンカさんが宿泊していたホテルと同じですが、さらに警備が厳しくなりまして周辺が封鎖されています。今回、最大の焦点の北朝鮮問題ですが、早くもトランプ節も出ています。トランプ大統領は長旅の疲れも見せず、到着した直後の演説で北朝鮮を念頭にアメリカの決意を過小評価するな、あなどるなと早速、牽制(けんせい)しました。関係者によりますと、今回、北朝鮮をさらに威嚇して挑発行為を断念させたい考えで、6日の共同記者会見などで金正恩委員長を手厳しく非難する見通しです。これまで「リトル・ロケットマン」などの表現で侮辱しましたが、その辺もトランプ大統領自ら考えているということです。また、滞在中に北朝鮮のミサイル発射などがあった場合の対応策をホワイトハウスがすでに準備していると一部のアメリカメディアが報じました。安倍総理大臣との会談では、軍事行動になった場合の一般人保護の対応策や日本が具体的にどういった支援ができるのかという話にもなりそうです。関係者によりますと、トランプ大統領は日本の憲法改正や自衛隊の軍事的行動の拡大に非常に関心を持っているということで、かなりの要求が突き付けられるということもありそうです。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2017

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