UNICEF(国連児童基金)は世界における新生児の死亡率比較で、日本が「最も安全に赤ちゃんが生まれる国」だとする調査結果を発表しました。
UNICEFが20日付で公表した報告書によりますと、生後28日未満で死亡した乳児の割合は、日本が1111人に1人と世界184カ国で最も低くなりました。一方、新生児の死亡率が最も高い国はパキスタンで、22人に1人と日本の約50倍の割合となりました。また、最も死亡率が高い10カ国のうち、8カ国が貧困や紛争に苦しむアフリカに集中しています。UNICEFは、すべての国々が2030年までに新生児の死亡率を高所得の国の平均値まで抑えることができれば1600万人の命が救えると指摘しています。
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