アメリカのマティス国防長官は、北朝鮮の非核化を促すために中止していた米韓合同軍事演習について「さらに中止する予定はない」と再開を示唆しました。
アメリカ、マティス国防長官:「現時点では、さらなる演習中止の計画はない。ポンペオ国務長官と緊密に連携し、長官の努力を補うために必要なことをする」
アメリカと韓国は、米朝首脳会談の後に毎年8月に実施していた合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」など3つの演習を中止していますが、北朝鮮との非核化交渉が停滞するなか、演習の再開を示唆することで北朝鮮を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。また、マティス長官は、朝鮮戦争の終戦宣言をすることに反対したと報じられたことについては具体的なコメントを避けました。
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