韓国と北朝鮮は軍事境界線の周辺などで地雷の撤去を始めました。先月の南北首脳会談で合意した軍事緊張の緩和に向けた一連の措置のなかでは初めてとなります。
地雷撤去は板門店(パンムンジョム)の共同警備区域で1日から20日間の日程で行われます。また、軍事境界線周辺の非武装地帯の一部でも、朝鮮戦争で犠牲になった兵士らの遺骨収集のために地雷を撤去します。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩委員長は先月、共同警備区域の非武装化などで合意していて、今後も双方を対象にした軍事訓練の中止や周辺の監視所を試験的に撤去することなどが予定されています。
広告