サウジアラビア政府を批判してきた記者が行方不明になっている事件で、この記者が訪れていたトルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館の総領事がトルコを離れたと報じられました。
16日は総領事公邸の捜索は行われませんでしたが、現地メディアによりますと、公邸に住んでいた総領事はすでにトルコを離れてサウジアラビアへ向かったということです。一方、サウジアラビアを訪問していたアメリカのポンペオ国務長官は、サルマン国王やムハンマド皇太子と会談しました。国王らは事件を関知していないと強く否定したということです。ポンペオ長官はこの後、トルコに向かって捜査状況の説明を受けるほか、捜査協力を申し出るとしています。
広告