「北朝鮮が核実験場で査察受け入れへ」韓国情報機関[2018/11/01 08:00]

 北朝鮮が北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場などで査察の受け入れに向けて準備を進めていると韓国の情報機関が明らかにしました。

 韓国の情報機関「国家情報院」は先月31日、北朝鮮の核・ミサイル施設の動向を国会で報告しました。北朝鮮が豊渓里の核実験場を閉鎖し、東倉里(トンチャンリ)のミサイル施設を一部撤去したうえで、査察の受け入れに向けて準備を進めていることを確認できたということです。査察の受け入れはアメリカのポンペオ国務長官が10月、北朝鮮を訪問した際に両国で合意していました。また、国家情報院は北朝鮮の核・ミサイル施設を監視しているものの、「現在、大きな変化はない」としています。

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