イランに対し、アメリカのトランプ政権が大規模な経済制裁の第2弾を日本時間の5日午後に発動します。原油の輸入禁止が柱で、イランには打撃になりそうです。
アメリカ、トランプ大統領:「イラン制裁はとても重い。史上最強の制裁だ」
アメリカの制裁第2弾はイランの核開発やテロ支援を中止させることが狙いで、原油の輸入禁止が柱です。
テヘラン市民:「もちろん、100%(制裁の)影響はある。毎日の買い物がすごく高くなっている」
イランではアメリカが8月に再開した経済制裁の影響で、食料品や日用品などが大きく値上がりしています。イランは歳入の3割を原油から得ていますが、原油を輸出できなくなると大きな打撃になりそうです。日本などは当面、輸入禁止の適用が除外される見通しですが、世界の原油価格への影響が心配されます。
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