インドネシアの津波 火山の「山体崩壊」で発生か[2018/12/26 11:51]

 インドネシアで発生した津波は、火山が大規模に崩れる“山体崩壊”が原因で起きた可能性があることが分かりました。現地では生存率が急激に下がるとされる72時間が過ぎ、懸命な捜索が続いています。

 (白川昌見記者報告)
 朝から激しい雨が降り続いています。津波によって押し流された車がそのままになっていますが、現在も救助活動が行われています。ただ、何度か高波が起きているということで、これ以上、近付くことは許されていません。死者は429人、行方不明者は154人に増えています。救助活動の責任者は「がれきが雨で重くなるなど悪天候で作業は難航しているが、がれきの下に閉じ込められているかもしれない人の救助に全力を挙げたい」と話しています。一方、日本の国土地理院が衛星データを使って今回、噴火したクラカタウ島の地形を分析したところ、島の南西部分が大きく崩れ、火口があったとみられる場所も見当たらなくなっていることが分かりました。今回の津波は、火山が大規模に崩れる山体崩壊という現象によって大量の土砂が海に流れ込んで起きた可能性が高まっています。

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