アフガニスタン駐留の国際部隊が撤退で合意か[2019/01/27 00:20]

 アフガニスタンに駐留するアメリカ軍などの国際部隊の撤退について、中東のカタールで協議を続けていたアメリカ側と反政府勢「力タリバン」が一定の合意に達したとロイター通信が報じました。

 ロイター通信は26日、タリバン側からの情報として合意案にはアフガニスタンに駐留するアメリカ軍をはじめとする国際駐留部隊が将来的に合意に達した時点から18カ月以内に撤退する方針が盛り込まれたと伝えています。また、アメリカはタリバンに対して国際テロ組織「アルカイダ」や過激派組織「イスラム国」がアメリカへの攻撃のためにアフガニスタンの国土を利用しないよう求めたということです。一方、アフガニスタン政府は国内でタリバンや「イスラム国」によるテロが相次ぐなか、国際部隊の撤退には慎重な姿勢を示していて、合意案が今後、実際に履行されるのかは不透明です。

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