アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮の金正恩委員長との2度目の会談を前に「彼は疲れていると思う」と発言しました。会談では非核化を巡る合意に期待感を示しています。
北朝鮮の非核化について、トランプ大統領はアメリカの情報機関のトップが「核兵器を放棄する可能性は低い」などと北朝鮮の姿勢を疑問視したことに理解を示しました。一方で、「金委員長は自身の置かれた状況に疲れていると思う」と発言しました。そのうえで、非核化について「合意に至る可能性は十分にある」と期待感を示しました。トランプ大統領は自らの不動産業の経験を引き合いに出し、「北朝鮮はロシアや中国、韓国に囲まれ、経済大国になるために有利な環境にある」と述べています。
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