日本参入検討の高速鉄道 カリフォルニア州が撤回[2019/02/13 15:03]

 アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスとサンフランシスコを結ぶ高速鉄道の建設計画が撤回されることになりました。

 カリフォルニア州の高速鉄道は北部のサンフランシスコから南部のロサンゼルス、アナハイムまで約840キロを3時間程度で結ぶもので、2033年の完成を予定していました。2015年に安倍総理大臣が現地で日本の新幹線車両などを売り込み、日本の企業連合も参入を検討していました。カリフォルニア州のニューサム知事は、12日の演説で「コストと時間がかかりすぎる」として計画を撤回し、一部の地方路線のみに縮小することを明らかにしました。アメリカではテキサス州などでも高速鉄道の建設が計画されて日本企業が参入を目指していますが、用地買収などが難航しています。

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