北朝鮮の金正恩委員長は、父親の故金正日総書記の誕生77年を祝う記念日の16日、遺体が安置されている宮殿を参拝しました。
北朝鮮の朝鮮中央テレビは、金委員長が朝鮮労働党幹部らとともに平壌の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪れた様子を伝えました。故金総書記の誕生日は北朝鮮の祝日で、中央報告大会では崔竜海(チェ・リョンヘ)副委員長が演説し、「人民生活を向上させるべきだ」と経済発展に力を入れる姿勢を強調しました。今月末の米朝首脳会談に向けて北朝鮮とアメリカの実務担当者が近く、ベトナムのハノイに入って準備を本格化させますが、北朝鮮メディアはこれまで2回目の米朝首脳会談について一切、報じていません。
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