在韓アメリカ軍の駐留経費について、アメリカと韓国は8日、韓国側が負担する金額を定めた新たな協定に正式に署名しました。
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相とハリー・ハリス駐韓アメリカ大使は8日、ソウルにある韓国外務省で在韓アメリカ軍の駐留経費の負担、いわゆる「思いやり予算」に関する新たな協定に署名しました。協定の有効期間は1年間で韓国の負担額は前年比8.2%増となる1兆389億ウォン、日本円で約1018億円で過去最高となります。アメリカのトランプ大統領が韓国に負担増を求めたことから交渉は難航し、改定交渉は5年ごとから1年ごとに見直されました。今後、日本の思いやり予算を巡るアメリカとの協議にも影響を与えそうです。
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