日本を訪れているマレーシアのマハティール首相が都内で会見し、先進国からのプラスチックごみの輸入について今後は受け入れない姿勢を改めて強調しました。
マレーシア、マハティール首相:「そもそも豊かな国が貧しい国にごみを送っても良いという発想を排除しなければならない」
マレーシア政府は先日、日本やアメリカなどから違法に輸入されたプラスチックごみ合わせて3000トンを強制的に送り返すと宣言しています。来日中のマハティール首相は改めてこの宣言を強調したうえで、「貧しい国にプラスチックごみを渡しておいて、汚染をしてはいけないというのは間違っている」と先進国の姿勢を批判しました。また、「汚染物質は世界に広がる。世界中がプラスチックごみを減らす努力をしなくてはならない」と訴えました。
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