北朝鮮の金正恩委員長が国務委員長に就任してから3年を祝う大会が平壌で開かれ、金委員長単独の巨大な肖像画が公の場で初めて掲げられました。
北朝鮮の朝鮮中央テレビは28日、金委員長が国務委員長に就任してから3年を祝う中央報告大会が平壌で開催されたと伝えました。会場では崔竜海(チェ・リョンヘ)第1副委員長ら幹部が並ぶ舞台の後ろに金委員長の巨大な肖像画が掲げられました。これまで北朝鮮では祖父の故金日成主席や父の故金正日総書記の肖像画が数多く掲げられていましたが、金委員長単独の肖像画が公の場で掲げられたのはこれが初めてです。金委員長の権威付けをさらに強める狙いがあるとみられ、韓国メディアは「金委員長の偶像化が仕上げ段階に達した」と分析しています。
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