少女ら数十人に性的搾取容疑　米富豪が拘置所で自殺

　アメリカの著名な投資家で、トランプ大統領とも親交があるジェフリー・エプスタイン被告が未成年女性への買春などの容疑で拘留されていた拘置所で自殺しました。

　エプスタイン被告は先月、10代の少女ら数十人に対する性的搾取や虐待などの疑いでニューヨークの連邦地裁に起訴されました。アメリカメディアによりますと、10日午前、拘留されていたニューヨーク州の拘置所で首をつって自殺したということです。エプスタイン被告を巡っては、トランプ政権のアコスタ元労働長官が検事だった2009年ごろ、司法取引で罪を軽くしたとして7月に辞任に追い込まれました。エプスタイン被告は幅広い交友関係で知られ、性的スキャンダルが他の著名人にも広がる可能性が指摘されていました。