平和条約締結への障害は日本側の姿勢 ロシア外相[2019/08/16 03:21]

 ロシアのラブロフ外相は日本との平和条約について、日本側の姿勢が締結の妨げになっているという認識を示しました。

 ロシア、ラブロフ外相:「日本が第2次世界大戦の結果を認めないことが平和条約締結の障害となっている」
 ラブロフ外相は15日、日本との平和条約交渉について「行き詰まってはいない」としつつも締結にこぎつけられない原因は日本側にあると批判しました。また、1956年の日ソ共同宣言に触れて「色丹島と歯舞群島の引き渡しは平和条約締結の後だと書いてある」と強調しました。一方、ロシア観光庁が15日、日本政府との合意により10月に初めてとなる日本人を対象とした北方領土への観光ツアーを実施すると発表したことをインタファクス通信が報じています。

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