カシミール“領有権”めぐり国連で協議も…平行線[2019/08/17 12:20]

 インドとパキスタンが領有権を主張して対立を深めているカシミール地方について、国連の安全保障理事会は48年ぶりに協議しましたが、議論は平行線で終わりました。

 パキスタン国連大使:「国連でこの会合が開かれた事実こそ、カシミール問題が国際的に紛争と認められた証しだ」
 カシミール地方を巡っては、インドが実効支配している北部の州の自治権を今月に撤廃したことなどにパキスタンが強く反発していました。ただ、インドの国連大使は「国内の問題であり、二国間で解決すべきだ」と述べ、国連の場で協議する必要はないと主張し、溝は埋まりませんでした。

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