ASEAN議長声明案 南シナ海で「懸念」表明[2019/10/29 22:55]

 タイで来月に開かれるASEAN(東南アジア諸国連合首脳会議)の議長声明案が明らかになり、中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢について「懸念に留意する」と表現されていることが分かりました。

 ANNが入手した議長声明案では、南シナ海について「地域の緊張を高め、平和を損ないかねない埋め立て活動の懸念に留意する」と前回の会議に続き、名指しは避けているものの、中国を念頭に「懸念」の文言が記載されています。一方、日本やアメリカなども参加する東アジアサミットの議長声明案では「いくつかの懸念に留意する」とやや弱められています。南シナ海を巡っては領有権を争うベトナムやフィリピンが反発を強める一方、カンボジアなど中国企業の進出が進む国が表現を弱めるように働き掛けるなど毎回、調整が難航し、どちらも最終発表までに変わる可能性も残っています。

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